ブラック企業の特徴!ブラック企業はどんな企業?ブラック企業大賞2019
今ではあたりまえになったブラック企業という言葉。
ブラック企業は社会問題にもなっています。
長時間労働や残業未払いなどいろんなブラック企業がありますが、
ブラック企業といっても、会社のホームページなどや外面だけではわからなくて実際に就職してみないとブラック企業なのかははっきり判断できませんよね。
この記事ではブラック企業の特徴と対処方法などを書いていきます。
ブラック企業の特徴
・残業時間が多い
ブラック企業の特徴と言われるのが残業時間が長い事ではないでしょうか?
普通の会社でも残業はありますが、ブラック企業は毎日毎晩深夜近くまで残業したりしています。
まあ忙しい時期は遅くまで残業する事はあるとは思いますが、それが常時、常に毎日夜遅くまで残業する事があたりまえになっている企業はブラック企業といえると思います。
残業時間が80時間を超えているのならほぼブラック企業ですよ。
・サービス残業がある。
ブラック企業のわかりやすい特徴として、残業代の未払い、サービス残業がある事です。サービス残業を強要したり、強制したりするのがブラック企業です。
タイムカードなどを押して定時に退社したようにしてその後も普通に働いたりと結構悪質な行為だと思います。
あたりまえですが、サービス残業は労働法で禁止されていますから法律違反です。
また、サービス残業の証拠を残らないようにしているようであればかなり悪質な会社だと感じます。
・辞める社員が多い
ブラック企業の特徴として離職率が高い、会社を辞める人が多い事か挙げられます。
離職率が高かったり勤続年数が短かったりするような会社はブラック企業の可能性が高いです。
まあ、こういう特徴はわかりやすいんだけど、社員の勤続年数や離職率を公表しているような会社はあまり多くないので、調べようがないんですけどね。
・新卒、中途採用が多い
ブラック企業は上に書いたような特徴があるので離職率が高いような会社は社員が常に不足していますから新卒や中途採用が多いですよね。
ブラック企業は常に求人をだしていたりしますので、よく求人広告をだしていたりするような会社はブラック企業の可能性がありから気をつけなければならないならないです。
・退職させてくれない
ブラック企業は入社するとなかなか簡単に退職させてもらえないという特徴があります。
労働環境が過酷なので社員は辞めたくなりますが、そう簡単に辞めさせてくれません。
・ハラスメントが横行してる
パワハラ、モラハラのようなハラスメント、怒鳴る、暴力、暴言、いじめのような行為があたりまえに横行しているような企業は間違いなくブラック企業です。
そういう会社は労働法などの法律を守る意識も低いのです。
・就業規則などのルールがない
労働基準法89条では
常時10人以上の労働者を使用する事業場では就業規則を作成しなければなりません。
10人未満でも本来なら就業規則がないような会社はルールが明確されてない以上、経営者が好き放題できるのでそういう会社はブラック企業の可能性があります。
就業規則のようなルールがないのは怖いですよね。経営者の意識が低いわけですし。
・年間休日が少ない
年間休日が2桁であれば少ない部類に入ります。
年間休日だけでなく、休日出勤があたりまえだったりするような会社も気をつけるべきです。
休日出勤があたりまえような会社は残業もあたりまえなので、そういう会社はなかなか定時に退社しにくいし、休日出勤も断りにくいような会社の可能性が高いです。
そういう会社はブラック企業の可能性がありますよね。
・精神論、根性論が多い
典型的なブラック企業の特徴として、あたりまえのように精神論や根性論が多く、特に会社の社長が常に精神論や根性論を振りかざすようであればブラック企業の可能性が高い傾向にあります。
体育会系のノリのような企業はブラック企業候補なので気をつけましょう。
まとめ
ブラック企業の特徴を紹介しましたが、まとめてみると下の9個の特徴があります。
・残業時間が多い
・サービス残業がある。
・辞める社員が多い
・新卒、中途採用が多い
・退職させてくれない
・ハラスメントが横行してる
・就業規則などのルールがない
・年間休日が少ない
・精神論、根性論が多い
皆さんの職場は該当項目がいくらありますか?
半分以上あれば結構ヤバいと思います。
ブラック企業の典型的な特徴は残業時間が多い、サービス残業、辞める人が多い離職率が高い、年間休日が少ないという特徴があります。
残業時間は忙しい時なら遅くまで残業はわかるけど毎日毎晩遅くまで残業で日常的に遅くまで残業しているのなら結構危ないかもしれないよね。
残業が長くて休日少なかったらプライベートの時間がかなり少ないのでなかなか良い企業だとら言えませんよね。
大企業だけでなく中小企業、零細企業も労働環境の改善に取り組んで欲しいですよね。社員を大事にして欲しい、使い捨ての道具なんじゃないんだからさって言いたいです。
ブラック企業大賞2019ノミネート企業
2019年12月に今年度のブラック企業大賞のノミネートが発表されました。ブラック企業大賞ノミネート企業を紹介します。
ノミネートされた企業は下の企業です。
・KDDI
・電通
・ロピア
・長崎市
・三菱電機
・吉本興業
・楽天
ノミネートされた企業は今年のニュースやテレビで話題になった企業ばかりですね。
ほとんどが大手企業で知名度もありますので、ブラック企業のような行為があれば簡単にニュースになります。
また、吉本興業、電通は話題になり、記憶に新しいのでわかりやすい典型的なブラック企業です。
ちなみにセブンイレブン、電通、三菱電機は過去にも大賞を受賞した企業です。
私個人的な意見ですが、
問題なのは過去にも受賞しているにも関わらずノミネートされているのは企業が本格的に改善していないのか疑問に思います。
大企業がブラック企業にノミネートみたいな事をすると中小企業や零細企業なんて労働環境改善しないと思うんだけどなぁ。
2019年のブラック企業大賞は?
2019年のブラック企業大賞はどこの企業でしょうか。ブラック企業大賞に受賞した企業を紹介します。
12月23日に第8回ブラック企業大賞が発表されました。受賞した企業は下のようになっています。
大賞
三菱電機株式会社
特別賞
株式会社電通
株式会社セブンイレブンジャパン
ウェブ投票賞
楽天株式会社
この2年連続がなかなか危ない企業だと認知されちゃうんじゃないかなぁと感じます。
大事なのはこういう大手企業が2年連続で受賞しちゃうのはさ、どうなのよって感じます。
大手企業ですらブラック企業のような行為しているのなら中小企業や零細企業のブラック企業は無くならないし、改善もしないと思うんだよね。
まあ私個人の意見ですけど。
終わりに
今回はブラック企業の特徴とブラック企業大賞2019年について書いてみました。
ブラック企業は相変わらず日本に数多く存在しています。
国が本格的に改善に取り組んでいかないと労働環境は改善されていかないと感じます。
私個人もブラック企業で働いた経験がありますが、感覚がおかしくなってると感じました。残業、休日出勤はあたりまえだったし、休日出勤断りにくくて毎日毎晩残業していました。
求人には年間休日100日くらい書かれていましたがいざ働いてみると休日出勤が多くて週1休みがあたりまえでしたね。
ほとんどプライベートの時間はないし、休みの日は身体を休めたくなって遊んだりもあまりしなかったです。
人それぞれ価値観があるので仕事がいきがいだったり仕事大好き、仕事が趣味なら毎日毎晩残業、休日出勤はいいのかもしれませんが、私は耐えられなくなり結局辞めてしまいました。
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