マタハラについて!マタハラとは?マタハラって何?
マタハラという言葉を最近よく聞くようになりましたよね。
最近、マタハラも問題になりつつあります。
流行語にもなったりとマタハラ問題は近年注目されていると感じます。
さてそもそもマタハラって何?なんとなーくわかるけどマタハラってどういう事が該当するかよくわからない人もいると思います。
この記事ではマタハラの特徴やマタハラ対策、マタハラについて
書いていきます。
マタハラとは
そもそもマタハラと意味はなんでしょうか?なんとなーくマタハラって言葉は知ってるけどよくわからない人の為にマタハラの意味を紹介します。
マタハラとはマタニティーハラスメントの略称です。
マタハラは職場、会社で妊娠していたり、育児、出産後の女性社員に対する嫌がらせや解雇などの不当な扱いをされること指している言葉です。
マタハラに対する法規制
マタハラ、マタニティーハラスメントに対して現在日本では法律ではどうなっているのでしょうか?
現在マタニティーは
男女雇用機会均等法で婚姻、妊娠、出産を理由としての解雇や労働の契約変更を強制するのは禁止されています。
また、
上司や同僚などによる就業環境を害したりする行為を「ハラスメント」としています。
そして、全ての企業に対してハラスメント防止のための措置を新たに義務づけています。
このように、今、現在の日本ではマタハラは法律で規制されているのです。
女性が働きやすい職場環境を改善するのも非常に大事ですよね。
マタハラはどこから?
マタハラに該当してしまうような行為はどんなものがあるのでしょうか?
なかなかマタハラはどこからがマタハラなんだって言われると難しいですよね。
・押しつける行為
妊娠中や出産後はこうするべきだなどのような一方的な考えを相手に押しつける行為はマタハラに該当する可能性が高いです。
妊娠、出産した人の考えも尊重しなければいけませんよね。
・いじめる行為
妊娠、出産した人をいじめるような、精神的な嫌がらせなども該当します。
この行為が1番多いのではないでしょうか。
・追い出す行為
妊娠、出産を理由に退職させたり、退職するように進めたり、誘導したりする行為です。
間違いなくマタハラに該当しますね。
かなり悪質な行為ですよね。
・パワハラ行為
妊娠、出産した人にパワハラのような行為です。
妊娠、出産を理由に働き方を変えたりするのを否定したり、他の人と同じような労働条件を強要したりするのはマタハラに該当するでしょう。
まとめ
マタハラに該当しそうな行為をまとめて書いてみました。
まだまだマタハラの認知度は低いのではないかと私個人思ってるので、マタハラだからといって解雇やいじめなどのをしていいわけではないですよね。
妊娠、出産後の社員に不当な扱いはマタハラになるのです。
マタハラにあったら
マタハラされたらどうしたらいいのでしょうか?
マタハラの被害にあったらどうしたらいいか紹介します。
・相談しよう
専門的な窓口は多数存在しているので、そこに相談するのが1番おすすめできます。
マタハラは法律でしっかりと規制されているので法律のプロ弁護士に相談するのもいいですよね。
・会社に伝えよう
会社によってはマタハラが法律規制されて禁止されているのを認知していないかもしれません。しっかりとマタハラは法律規制されていると資料などをみせるべきです。
また、仕事の内容など労働条件を変えてくれるように自分の意思を伝えるべきです。
マタハラの実態
今、現在のマタハラの実態はどうなっているのかいろいろ調べてみました。
厚生労働省マタハラの実態調査
厚生労働省が2015年に調べたマタハラの実態調査によると
雇用形態ごとのマタハラ経験は
・正社員21.8%
・契約社員13.3%
・パートタイム5.8%
・派遣社員48.7%
となっています。
マタハラ疑いをした者
・直属上司(男)19.1%
・直属上司よりも
上位の上司、役員(男)15.2%
・直属上司(女)11.1%
・同僚、部下(女)9.5%
・直属上司よりも
上位の上司、役員(女)5.7%
など
となっています。
詳しく調査内容はこちら
調査内容を見るとやはり、正社員よりも派遣社員の方がマタハラ被害が多いようです。
こういう雇用形態の対応の差別も結構根深い問題だと思いますよね。
正社員にはマタハラできないけど派遣社員にはしてもいい、なんてルールはないですから。
また、マタハラ行為をした人を見ると直属上司の男性が1番多くマタハラしてる。
しかし、同僚や部下の女性からのマタハラが以外に多くて驚きました。
同性からもマタハラされるのは結構精神的なダメージが大きいですよね。
この資料は2015年の資料なので今、現在はわかりませんけど。
マタハラの現状について
さて今現在のマタハラの現状はどうなっているのかこんなニュースがありました。
「 妊活・妊娠・育児の情報サイト「赤ちゃんの部屋」はこのほど、マタハラと働き方に関して、全国の出産経験のある女性1107名にインターネット調査を実施した。その結果、職場で3人に1人はマタハラを受け、5人に1人は退職勧奨を受けたという実態がわかった。」
記事一部引用引用元2019/04/12
相変わらずマタハラはなかなか無くならない感じですよね。
今だに昭和の考え方で仕事をしている人が多いんじゃないかなぁ…と思います。
妊娠したら退職とか、どうなのかなぁとそういう事ばかりしているから日本は少子化が止まらないと思います。
子育てしやすい社会になって欲しいんだけどなぁと私個人思いますけど、
なかなか主婦や妊娠後も働きやすい労働環境になれるように国や企業、社会全体で取り組んで欲しいですね。
終わりに
今回はマタハラについて書いてみました。
現在、法規制しても簡単にはマタハラはなくならないでしょう。
マタハラに対する問題を認知させていかないといけませんよね。
日本は労働者の労働環境改善は先進国と比較すると遅れているんじゃないかなぁ…と思います。
しかし、こういう問題が注目されてきているので今後改善されていく事を期待しています。
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