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世界で使われている様々な単位について

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ブログ訪問ありがとうございます。

今回は世界で使われている様々な単位について書いていきたいと思います。
自分たちが生活しているなかでいろんな単位が使われているんだけど、実際よくわからない単位とかいろいろあると思います。
簡単にわかりやすく説明してみたいと思います。
今回はいろいろある単位のなかから、よく使っているだろうと思う単位を書いていきます。
そもそも時間やキログラムやメートルはお金に変わりますよね。国によって変わったら困るしちゃんとした定義が必要です。
 
 
 
 
 

1秒とは

1秒ってなに?と疑問に思った事はないですか?
1秒とはセシウム133原子を使い、現在の1秒の定義は「セシウム133の原子の基底(きてい)状態の2つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の91億9263万1770倍の継続時間である」と定められています。
なかなか難しくわかりにくいですよね!
簡単に説明するとセシウム原子が電磁波を91億9263万1770回放射する時間、またはセシウムが出す電磁波の一回の時91億9263万1770倍。
 
1秒の歴史
地球の自転を基に1秒が決められていて、
平均太陽日の1/86400が1秒と定義されていました。
その後
地球の公転を基に1秒が定義されました。
そして今の定義に変わっていきました。
こうやって定義の基が変わっていく理由は精密な定義を求められるようになったからです。
 
精密になるにつれてわかりにくくなっていってますが、現在の原子時計は1000兆分の1秒くらいの誤差の精度なんです。桁が凄いですよね。
 
 
 

キログラムについて

1kgってなんだろう?または1gってなんだろう、と疑問に思ったりしませんか?
キログラムはプランク定数の値を正確に6.62607015×10マイナス34乗ジュール秒(JS)と定めることによって設定される。
 
キログラムの定義が変わってわかりにくくなったように思いますが
国際キログラム原器を使った方法だと、量れる最小の重さは「1千万分の1g」くらいだった。それが、プランク定数による定義だと、その10万分の1の「1兆分の1g」くらいの精度の精密に量れるようになると言われていますし、さらにキログラム原器がなくてもいつでも不変で精密に量れるようになりました。
 
キログラムの歴史
1kgは、内側が縦・横・高さ10cmで、ちょうど1L入る大きさの入れ物に満たした水の重さと決められました。
 その後、今から約130年前に、減りにくい白金イリジウム、1キログラムのおもりがつくられたようです。こうして国際キログラム原器がつくられました。

現在のキログラムの定義でも正直私はいまだに1kgをうまく説明できませんが、原器を基に決められていてるよりは定数などを基に決められている方が不変で精密に正確に量れるのは間違いないと思います。
 
 
 

メートルの定義

時間、キログラムと書いてきたのでメートルも書きます(笑)。長さの基準はなんでしょうか?
 
1mとは“1秒の2億9979万2458分の1”の時間に真空中を光が進む距離です。
1mの歴史
1mは、地球の北極点から赤道までの長さの1千万分の1と決められ、。その結果をもとに1mの長さを示すものさしが白金という金属を使ってつくられた。
これがメートル原器。
その後さらに精密にメートルを測れるように光を基に決められました。
 
メートルはキログラムや秒と比較してわかりやすいし説明しやすいと思います。光が基準というか基になって長さの定義が決まっていると考えればわかりやすいですよね。

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質量と重量について

質量と重量の違いはなんだろう?うまく説明できる人はあまりいないかもしれませんね。
似ているようで違う質量と重量。
 
質量と重量の違い
質量は物質の絶対的な量を表すもので、どんな状況下においても変わりません。
対して重量は、物に対してかかる力を表します。
地球上であれば、ほぼ質量=重量となります。
 
質量どこであっても変化しない、重力の影響を除いた物体そのものの量の事。不変で一定。単位はkg(キログラム)やt(トン)。
 
重量=引力に起因する重力の加速度により、物体がその場所で受ける力の事。単位はN(ニュートン)やkN(キロニュートン)。引力を重力、重力の大きさを重量。
 
私達か普段の生活で使用している重量、重さと言っているのはほとんど質量のことを言っているんです。こういうのが質量と重量をわかりにくくしているような感じがします。地球では質量=重量となっているのも質量と重量の違いがわかりにくくなっていると思います。
 
 
 
 
 
 
 
ちょっとした豆知識ですが、
インチ
1インチ=2.54cmとなっています。
元々は手の親指の幅が由来とされています。
フィートと関連づけられてその12等分した長さが1インチとされました。
 
フィート
1フィート=約30cm。
元々は足の長さが由来となっています。
1フィートは12インチ。
3フィートが1ヤード。
 
升(しょう)
1升と聞くと日本酒を頭に思い浮かべてしまう私はおかしいのかわかりませんが、
元々は両手で掬った量に由来するがルーツは中国とされています。
日本の1升は約1.8Lとされています。
10合で1升ですね。
 
寸(すん)
親指の幅が由来とされています。
1寸=1/33m。約30.303 mm。
10寸=1尺。
 
ちょっとした豆知識ですが自分達の身体の一部を基準に長さを遥か昔の人は決めていたのが結構面白いと思い。豆知識で書いてみました。
いろいろと調べてみると結構興味深い単位の始まりや歴史。
 
今回は身近で普段使用している単位の定義などについて書いてみました。どの単位も必要不可欠な単位だと思うし、一つ一つの単位にしっかりとした定義があり、歴史がありますよね。
そしてどんどん精密で正確か定義に変わっていったりしていて、今後も定義が変わるかもしれませんね。
人が生きていく生活の中にまだまだ単位があって今回は身近ですぐ目の前にある単位を書いてみましたが今後はもう少しマニアックな単位についても書いてきたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
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