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全個体電池について、全個体電池実用化に向けて

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 ここ最近、ヨーロッパや中国で電気自動車の普及を進めていたり、

電気自動車が盛り上がっていると感じています。

 

しかし
今後、電気自動車が普及していく
なかで課題とされている、
容量や充電時間などがあります。
特に充電時間は電気自動車の課題ですね。

 

現在の電気自動車の充電時間は10時間くらいはかかるようです。

この問題は

もしかすると全個体電池が実用化されればこの問題は解消される可能性があります。

 

 

 

今回は全個体電池とは!について簡単に私がわかる範囲で説明していきたいと思います。

今、現在使っているリチウム電池電解質が液体なので、リチウムバッテリーの中には電解液が入っています。

 

そのため、電解液の蒸発や、分解、液漏れといった問題が今だにあります。
ただ、今のリチウムバッテリーは高品質になったのでこういう問題が起きにくくなりましたが!

 

簡単に説明したいのでわかりやすく言うと

現在のリチウムバッテリーは電解液が入っている事で

安全性に多少の懸念があるという事です。

また電解液の劣化の問題もあります。現在のバッテリーは

液体が入っているので高温に弱いです。

 

電池を全て固体にする事で上に書かれている問題は起きなくなると言われています。


電解液使わないので、
液漏れの心配がないですし、構造が簡単になるはずです。

また可燃性がある液体を使わないので発火の危険性がないですね。


よって全個体電池の方が安全性が非常に高くなります。
たまに、リチウムバッテリーから発火や爆発などニュースになったりしていますが、全個体電池にする事でこういう問題は起きなくなると言われています。

また、固体の方が劣化しにくいと言われています。

 

 

電解液を使用している今の電池のリチウムイオンは、電解液内を正極から負極へと移動しています。

全固体電池では、リチウムイオンはそのまま固体電解質内を移動しているので、
今の電池よりも素早く移動できると言われています。


その結果
電池の小型化など電池の高容量化というメリットがうまれてきます。

現在のバッテリーよりも全個体電池の方がコンパクトにできて、容量も大きいというメリットがあります。

 

 

また各企業も本格的に電気自動車の開発や電池の開発を行っています。

トヨタも全固体電池の開発に力を入れている企業です。パナソニックと手を組み、2020年末までに合弁会社を設立することも発表しています。今後は全個体電池の量産などに取り組んでいくと思います。

間違いなく電気自動車の普及と実用化に向けて全個体電池の実用化は必要不可欠な事だと私は感じています。

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今の全個体電池の課題は
新技術の為にまだ適切な製造方法が確立されていない為にコストパフォーマンスが悪い事です!

また様々な材質の全個体電池がありますが全個体電池の材料費が高いので、材料コストも課題です。

まだ、本格的に実用化しているわけではないので、やはり1番の課題は製造方法の確立だと思います。


だだし、これは実用化し、普及していけば適切な製造方法が確立されていくので解消されると思います。私が一番気になるのが全個体電池の値段です。正直あまり高額になるとあんまり買う人が少なくて、やっぱり値段も結構大事だと思う。

 

 

 

全個体電池のメリット
安全性が高い事。
作動温度範囲が広い事。
今の電池と比較して小型化にできる
、充電時間が短縮できる、高容量化。
劣化しにくくなる為に寿命が長くなる

今の電池と比較して非常に広範囲な温度条件で使用できます。理由として液体を使用していないからです。特に高温に強いです。

 


まとめ
全個体電池は安全性が高く急速充電が可能で高容量でコンパクトにできる可能性が高い

 

 


早く実用化して欲しいですが、値段も気になるますよね!

今の全個体電池開発状況

 

村田製作所が全固体電池出荷へ、体積エネルギー密度は競合品の6倍以上』
引用元日経BP
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/02471/

 

 

『自動車・AGV・電動バイク・ドローンにも、全固体電池を試作評価』
引用元ニュースイッチ
https://newswitch.jp/p/18053

 

 


様々なメーカーが今、開発しているようですね。
今後の全個体電池実用化に向けて着実に進んでいるようですので今後のニュースに期待してます。

やはり電気自動車の課題を今後クリアしていかないとなかなか普及していかないと私は思います。

実際に電気自動車を作っても実用性が低いとあまり意味がないと思いますので、全個体電池の実用化を楽しみしています。

 

 

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